OpenAIの沿革
1.OpenAIの設立
https://ja.wikipedia.org/wiki/OpenAI
2015年:非営利法人として設立
→人類全体に利益をもたらす形で友好的なAIを普及・発展させることを目標
→複数社がAGIを開発し切磋琢磨することを理想とするため、基本的にオープンソフト(非営利)とする
→AGI(Artificial General Intelligence)とは汎用人工知能。質問に答えるだけでなく「こうしなさい」と提言する
イーロン・マスク、リード・ホフマン(LinkedIn創業者)、ピーター・ティール(PayPal創業者)らが初期投資を約束
2018年:イーロン・マスクが辞任
https://news.yahoo.co.jp/articles/a95a092b6359a3d2bb9959d3892ebc0432c8b02d
https://developer.mamezou-tech.com/blogs/2023/03/20/using-transformer-01/
→Googleが2017年にTransformerを発表。イーロンは「このままではGoogle(グーグル)に完全に負ける」と焦る
→「ここは俺様が陣頭指揮を執ってやる!」と買収する気満々になった
→経営陣に反対され辞任
2019年:資金調達が難しくなったため営利法人を立ち上げる
→マイクロソフトから10億米ドルの出資を受ける
2.chatGPTは何故成功したのか?
いくら学習してもあまり賢くならず、各社は苦戦していました。実は学習は充分足りていたのでした。
重要なのはアラインメント(AIと人間の価値観の調和)
https://note.com/akihisa_shiozaki/n/n4c126c27fd3d
※2023/4/10に来日したOpenAIのサム・アルトマンCEOが自民党にプレゼンした資料がここにあります。
→人間が何を求めているのか?人間の意図と価値観にAIを合わせる事が重要
→アライメントチームはAIシステムを有益で、正しく、安全に訓練する方法を研究
役割/状況/制約を指示するとそれに合わせた回答が得られる
→プロンプトエンジニアリング のガイドが日本語化されました
冒頭に「あなたは○○です」と定義する
具体的で詳細な解説を入れる(テキスト、スタイル、形式、結果、長さなど)
先にいくつかの例を出す
プロンプトの最初に指示を書き、### や “”” などを使って指示とそれ以外を区切る
→上記プレゼン資料にはこういう例が載っていました
無料版でやっても同様の答えが出ましたので試してみましょう
以上